小鳥の森 ― 2010/06/12 20:57

2年前田舎に移住したとき周囲の里山を散策しましたが、すぐ近くにある我が家の山が、竹が密生していて人の出入りさえできない状態になっていることに愕然としました。
まずは散策できる状態にしようと竹を切り始めたのですが、土地の境界線がわからない。父の案内で印をつけることに。それだけでも大変だった。杉やヒノキ、もみの木を中心とする森ですが、低層はものすごい竹藪状態でした。藪を掻き分け、掻き分け太い木に白いテープを巻きつけていきますが、無数の竹がスクリーンになって視界さえ利かない。手間と時間がかかるだろうなと思いました。
まずはベースとなりそうなお気に入りの場所を切り開いてと・・・。そんな感じで時間の空いたときに黙々と竹を切り続けました。家人には何の意味があるの?と不思議がられましたが、散策できて、小鳥のさえずりが聞けて、自分を取り戻せる場所を自分の力で作ることができる。素晴らしいことじゃないか。柳生さんの八ヶ岳倶楽部のような森になったら・・・・私の一つの楽しみです。
竹はほぼ駆逐できて(新芽が出てくるんですけど)、現在榊(さかき)など自分の背丈くらいに密生している木々を間引いている段階です。
休憩時にいすに座って携帯魔法瓶に入れたコーヒーを飲んでいるととても気持ちが落ち着きます。
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