日帰り出釣して来ました。 ― 2010/09/10 17:50
今日は先日竿納した地点からさらに源流に近いほうへ車を走らせました。秋晴れっていう言葉が似合うような爽やかな青空が見える場所に車を止めて周りを見渡すと雰囲気がいつもとかなり違う。視界の利かない杉木立だったのがいつの間にか見事に伐採されてスカッと見晴らしよくなってます。伐採後にはまた杉の苗が沢山植えてあり緑の山の坊主刈りといった風。明るい雰囲気に一見まったく別の地方の川に来てしまった感覚に陥りました。
9時30分過ぎに釣行開始。伐採してあるので入渓も簡単。道路から3分しかかからない。入渓してみると源流に近いためか両側が岩の壁が続いていて木のかぶさりもなくラインを出しやすい状況。あちこちにポイントがあるのですが・・・魚は出てくれませんでした。まだ酷暑の影響が残っているのかな。水は冷たくなっていると思うんだけど・・・。
1時間半ほど経過してゼロ釣果。ここで休憩。お湯を沸かしてカフェオレタイム。早いうちに気分を入れ替えることができます。最近もうこれが楽しみになっていて。
再度釣り上がって行くと小滝やゴルジュ帯が連続していてちょっとした沢登り気分。楽しい。
そして次に現れたのが適度な段差のある地点。すると魚の反応ががらりと変わって激しいヤマメのアタックが始まりました。連続するポイントで20cmほどのヤマメが立て続けにヒット。いいね。いいね。久々の感覚。フッキングが不完全でばらしたり、ちょっと集中力不足で合わせが遅かったりと、心はわくわく、はらはら、どきどき状態。
まあまあかな今日は。ガスストーブでカップ麺とウィンナー用のお湯を沸かしながら、こんな静かな渓で過ごす時間ってなんて贅沢なんだろうな、思わずつぶやいてしまう。
昼食で英気を養い午後の釣行開始。最初にヒットしたのは小さめのイワナ。イワナの棲む流域に変わったのか?しばらくしてYの字の流れが合流するポイントで鋭い当たりが!しかし鉤がはずれてしまった。イワナならもう一回来るかもしれない。少し時間を空けて再投すると今度はがっちり咥えた。ファイトするイワナだ。最近ランディングネットを出す機会に恵まれていなかったこともあって取り入れに手間取る。前回直前で良型ヤマメをばらしたのでちょっと慎重にいく。何とかキャッチに成功!自分の小さめのネットいっぱいに収まったひれピンのイワナ。25センチほどある。
この後大瀧神社傍のその名のごとく大滝のプールや大きな堰堤下のプールで粘るも反応無し。こういう所って出そうで出てくれないんだよね・・・。堰堤を超えて流れが小さくなってほんと源流っていう感じの流れを釣り上がると元気なイワナがフライに飛びついてくる。キャッチできたものや、ばれてしまうものあり。次は?次は?とどんどん沢登ってしまう。もう4時半。5時半までに帰らないと。今日はこれまで。
今日のヒットフライはややオレンジ色がかたクリーム色のハックルでまいたパラシュートのみでした。やはり影や逆光で見難くなっている水面では人間も渓魚も視認性の良いパターンが良いのだろうか。このパターンを沢山巻いておかないと。
あと20日、何回チャンスに恵まれるかな?
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