庭を渡る浜風の景色~整理(13)・・・キンセンカ2010年6月2013/05/17 19:21

今日土手ぶらをしていてふと思い入れの花に想いが募りました。

今バラがご近所の庭先でその家のシンボル旗を立てるように咲いている・・
沢山のバラがなくてもいいもんだなぁ・・好きなバラを自分の庭で毎日愛でることができれば・・て思ったんです。

確かにバラは好きで、なんとも言えない甘い香りも大好き。
故郷福島でもガーデニング屋さんに足繁く通って、気に入った色や香りのバラの苗を買ったりしてた。

バラは奥が深い。バラを語れるほどの知識も経験も持っているわけじゃない。バラが似合うおっさんになるにはバラときちんと付き合って何年もかかると思っていた・・・・。それらのバラはもう見れないけど・・2年前に神奈川に落ち着いてからミニバラの苗を買って少しだけ雰囲気を楽しんでいる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でもこの季節の空気の中にいて・・本当に見たいと思う花は別にあるって・・歩いていて気づいた。それはキンセンカ。キンセンカのスイッチが入っちゃった。

5年前に脱サラして畑や田んぼの作業、庭の手入れをして毎日土を見る生活が戻って来ていた。ある日ふと思った、次の春はキンセンカを育ててみよう!て。
子供のとき、小学生なのかな・・キンセンカを育てた記憶がある。なんだかとても感動したのかな・・。どうしてももう一度キンセンカを見たかった。

愛らしい優しく柔らかさを持つ葉っぱと健気なオレンジ色の花を楽しんでみたかった。甘いフレッシュな想い出。そうすることでまたフレッシュな気持ちでスタートできるような気がした。
で店で種を買って50年近くたってまた花を咲かせてみようと思った。
種から芽が出て苗がすくすく育って、その苗をキンセンカコーナーみたいな場所を造って植えた。

蕾が出てきて、大きくなって・・黄緑色の葉の上にオレンジ色の花が開いたときは嬉しかったな・・。鮮やかなクレヨンの中にオレンジ色を見る思い。

キンセンカを見ると心の澱みが取れる気がする。
スイッチが入って過去のあの頃のピュアな心に瞬間移動できる気がする。
そういう「気」はとても大切だと思っている。





今日の午後近くの花屋さんに行ったけどキンセンカは売っていなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キンセンカの咲いた2年前のその頃、愛猫たちも幸せだった。
今は亡きらくらくもその世界を楽しんでいた。





もちろん今神奈川にいるのびのびも福島を楽しんでいたよ。

何時の日かまたキンセンカを思ってあの時を、今を思い出すんだろうと思う。