私の9月 My September 20142014/10/14 16:44

夏はまだ終わらない! 終わらないで・・・。
、とか思っていた9月。
いつの間にか終わってしまいました。
今はもうすっかり秋の風情。

猛暑から突然9月の雨が続きました。暑い気分に水が差されました。
移る季節の中でなんだか中途半端な気分だったのかな・・・
いつもの釣りキャンプがなかったのでぽっかり心に穴が開いてしまっていたのかも。
とても楽しみにしていたライブも楽しんだ・・・
そして、月末に大変なことが!

そんな2014年の9月。

上旬
愛猫のびのびも暑い日々が去ってすやすやと。

月1のウクレレとハワイアンソングのレッスンに行きました。
ウクレレの演奏のみならず歌うこともむずかしいな・・・。

プランターのキッチンガーデンで野菜が獲れました。沢山実るわけじゃないけど楽しみ♪

ウクレレの仲間が絵描きを楽しんでいるのでやってみました。
渓魚の絵ははじめて。ヤマメ。

イワナ。どちらも震災前に福島で釣って写真に収めたもの。

フウセンカズラって風情があります。

小なすちゃん。

今年はゴーヤが不作でした。大きくなりません。

散歩コースの農園。きちんとしていない景色が大好きです。

福島の紅葉川のカワセミ。これは幼鳥でした。

鶴見川。少し秋めいてきました。

福島で育てていたトロピカルフラワー。
ハイビスカス レッドフラミンゴ

大事にしていたストレリチアレギネ(極楽鳥花)
震災でみんな枯れ果てました。

雨の日のバラ。

中旬
お稲荷さんの猫みーみー。夏が去って姿を見せなくなりました。
猫おじさんをはじめ、みーみーを愛する人たちはとても寂しがっています。

海に行ってなかったので鎌倉まで行ってみました。

稲村ガ崎から鎌倉を望みました。

遠くには江ノ島が。

外で描く絵も楽しいです。

江ノ電の鎌倉駅

父の通院のアテンドの帰りにいただくそば。スモークの鴨南蛮。
絶品。

愛猫のびのびも外で寛ぎます。

町田の1717barというところでウクレレの仲間が集まりました。
演奏よりも絵に熱心・・。

なにもかも忘れる時間。プライスレス♪

下旬
鶴見川の土手、川原にウクレレの仲間が集まりました。春のお花見以来。

かんぱーい!

ぽろろん ぽろろん ぽろろんろん♪

ここでも絵を描きました♪

私は自作曲の練習をしました。

綺麗な夕焼け。高尾山方面。

秋だね~の空。

みんなも絵を描きました。上手!

土手で教えてもらった色が変化する芙蓉の花。

今シーズン最後の釣行。山梨県笹子川。
何年かぶりに行ってみました。

奇跡的にヤマメが一匹自作毛ばりをくわえてくれました。

母の通院先。検査を受けるたびに色々な病気が・・・。

秋になり条件が良いと富士山が姿を見せ始めました。

ジェイク・シマブクロのライブを東京の恵比寿に見に行きました。
凄ーくよかったです。

土手の彼岸花も終わりに近づいて来ました。

釣り道具の一つ、ウエーダー(水に入っても中が濡れないズボン)を新調しに渋谷へ。

駅周辺の開発が進む中、ハチ公は健在でした。

左が古いウエーダー、右が新しいもの。まだ現場で使用していません。

土手の彼岸花を描きました。

秋のミニバラ。

絵の勉強も続きます。
笹子川のヤマメ。

小なす。

彫ってずっとそのままにしていた木彫りに色を付けてみました。

近くの農園に咲く花

マイガーデン

平穏な日々が続いていました。
そして9月29日  愛猫のびのびは家に戻りませんでした。
それから毎日探しました・・・・。



原発避難153~一時帰宅 2014年10月2014/10/15 14:26

10月上旬に家族と一緒に福島の自宅へ一時帰宅して来ました。

今年は3月の彼岸以来2回目。主な目的は先祖の墓参り。
夏の暑さを避けて秋に行こうと予定していたのです。

朝8時に神奈川の横浜を出発。
東京を抜け渋滞もなく順調に常磐道を走り、

11時過ぎに静かな秋の自宅へ到着しました。
自宅の周囲の田んぼでは除染作業が行われていて雑草が綺麗に取り除かれていました。



家の中では大工さんが来て震災や原発避難で荒れた家の回収作業が行われていました。
nhkの朝ドラの昼の時間帯に普通にテレビに映っていて、非常事態の最中でないようなのどかさ・・かえって不思議な世界がありました。

大工さん達が回収作業のために台所の器を綺麗に片付けていました。

震災のときのまま乱雑に物が置かれた納屋には私が作っていた梅酒が残されていました。捨てるしかないのかな・・・。

自分の部屋のカーテンを開けて空気の入れ替えをしました。
何度帰ってもものを片付ける時間はありません。あの時のままです。

愛猫や家族が歩いていた廊下に空気が久々に通り渡ります。

柳生さんの八ヶ岳倶楽部で買ったカワセミの木彫りと渋谷で買ったヤマメの置物。地震で壊れないように椅子の上に置いてあります。

はじめてベッドに横になった。1分間。
こんな部屋の景色を震災前は毎日眺め暮らしていた部屋なのにそうじゃない感覚。
そこに自分の抜け殻があるような妙な感覚に襲われる。

部屋から見える景色。
親戚の方が庭木の選定をしてくれてすっきりしています。

柿木と荒れた田んぼの景色。
秋のススキやセイダカアワダチソウが柳などが蔓延っています。

震災当日に倒れた石灯籠も草の中。

庭の梅の木の下に

311に帰らぬ姿で見つかった愛猫らくらくの墓があります。

高めだったこの付近の線量も半減してました。

庭には秋の花が咲いていました。シュウメイギク


雑草に負けまいと顔を出したコスモス。

先祖代々大事にされて来た甘柿の木。残念だけど食べられない。

退職記念に父が植えてくれたナナカマド。
葉が色づいていました。

畑を占領するセイダカアワダチソウ。

田んぼの土手には彼岸花が控えめに咲いていました。

家族揃って先祖の墓にお参りしました。
倒れていた墓石も3年半経ってほとんど元に直っていました。

墓地に続く山も20メートルの範囲で綺麗に除染されていました。

その先は除染されていませんが木や草や竹はあまり生えてなく荒れていませんでした。苦労して竹やぶを刈り取りバードウオッチングしてた憩いの場所。

線量は下がったのだろうけど他の場所よりも高いです。
帰還困難区域に比べればかなり低いですが。

お寺の大きないちょうの木から銀杏が沢山落ちてました。

自宅の庭の前の畑。イノシシが住むにはもってこいの環境。
セイタカアワダチソウに変えていつかいっぱい綺麗な花を咲かせたい。

野菜の苗や稲の苗、トマトやキュウリなどを育てていたハウスもボロボロ。

これも退職した年に植えたりんごの木。この下に初代のびのびのお墓がありましたが、
除染?でなくなっていました。

太い木を割って風呂焚き用の薪を汗を流しながら作ったのに全部だめになりました。

原発事故で人の住めない町になたことを知らない人が来たらなんとのどかな里山だと思うに違いない。
秋の空にサルスベリの花が鮮やかでした。


イワナを入れておいた池。落ち葉が池を埋めるほどに堆積。今回はイワナの姿を見つけることはできませんでした。

この辺りの線量は一番高かったけどかなり低くなってました。

午後3時には一時帰宅を終了して町を出なければなりません。
避難指示が解除されて宿泊できるようになるのは早くてあと1年半後と決まっています。
実際にGOサインが出るのはすべての安全安心の環境が整ってから。

でも故郷に帰還するのは住民全体(1万6千人)の1割にも満たない
かもしれません。
いろんな事情で帰りたくても帰れないから。
町は名ばかりの姿。

東電の福島第一原発事故の収束作業は始まったばかり、あと何十年も続きます。
事故らないように安全に慎重にやってもらいたい。
我が家の目の前の福島第二原発も再稼動をこの期に及んで虎視眈々と狙っている奴らがいます。安心できません。


今回の滞在時間は賞味4時間でした。
家の中の掃除をしなかったから少し時間に余裕がありました。
でも家の中と外、周辺の確認で終わってしまいました。

避難先において置けなくなった本やCDなどを部屋に運んで来ましたが、
新たに持ち帰ったものはありませんでした。
読みたい本など持って来ても置く場所がないので。

老いて病気を患い体が万全でない両親も
無理をしてでも来て良かったと言っていました。
最後にここに戻って故郷に骨を埋めるのが望み。
私も余生をここでゆっくり過ごしたい・・・です。

次の一時帰宅はいつになるだろうか。



オリジナル曲 13「雨キャンプ♪」2014/10/23 19:28

「雨キャンプ♪」      曲詞 hamanobi  20141024

*

A   Bm7  E7    A   

1.

A                     Bm7              E7                        A

ぽたぽたぽたぽた雨音に目覚め     今日も駄目かぁって諦め模様

A              Bm7                 E7                     A                               

僕は小さなテントの中で   シュラフにくるまりぬくぬくしてる

Bm7         A                  Bm7           E7/A 

遠くで鹿が鳴声上げる     そんな朝をふと思い出した

A      Bm7              E7                 A

遠くで鹿が鳴声上げる     そんな朝をふと思い出した

A   Bm7  E7   A 

2.

A                 Bm7               E7                   A

背中に地球を感じながら       しばらくこうしていようと決めた

A                 Bm7                  E7                  A 

ゆっくり起きて仲間と一緒         コーヒー飲んで食事をしよう

Bm7                 A                      Bm7              E7/ A

ヤマメやイワナにうつうつまどろむ そんな朝をふと思い出した

A                     Bm7                   E7                A

ヤマメやイワナにうつうつまどろむ そんな朝をふと思い出した

A   Bm7   E7   A

3.

A                      Bm7                       E7              A

小降りになったね午後から晴れそう      濁りがあまり出ないといいね

A                 Bm7               E7                 A 

雨の後だから尺が出るかも     小鳥もさえずりみんな楽しげ

Bm7           E7                Bm7               E7/ A     

落ち葉の甘い香り漂う        そんな朝をふと思い出した

A              Bm7              E7                A

  落ち葉の甘い香り漂う        そんな朝をふと思い出した

  A     Bm7     E7    E7   A ×2