フライフィッシング イン 岩手 ~シーズン最終釣行 ― 2011/09/27 20:00
年に2度だけ会える仲間たちに今年も遠野方面に連れて行ってもらえました。
前々日の台風の通過で猿ヶ石川はかなり増水、濁りも相当入っていました。
我々は買出しを済ませて周辺のキャンプ場へ向かいました。天気には恵まれました。風や雨がなかったのは初めて。
テントを設営、私は前週の南会津キャンプで湿ったままの釣道具を干しました。
再会と安着を祝うためにビールを念入りに冷やします。
午後ややあってキャンプサイトの近くの支流のポイントへ向かいました。ここに来ると「始まる!」って思えます。そして期待感でざわつく心が静かになります。
台風の影響で増水している中毛鉤を落とすポイントを探すと、イワナが出てくれました。
いつものポイントでまとめて数匹の秋色イワナと出会うことができました。
ここは去年の秋、泣き尺(自分ではそう思っている。)秋色ヤマメが釣れたプール。まったくの音なしでした。餌釣師は爆釣でしたが・・・水が落ち着いてくれたらなぁ。残念。
鴨が見物に来てくれました。
お昼に魚介類を使ってスパゲティを作りました。
これは夕飯の水炊き。
キャン友は燻製も作ります。
周囲は少しずつ秋色に染まっています。
静かなサイトです。
リスも遊びに来ました。
食べられないと思うよ。
アキアカネ
秋の野草やコスモス。
蜂がタープの中に入って来ます。特定の人の近くにやって来るんです。臭いか、色か、挨拶に来ているのかわかりません。こちらはとても怖がっているのに・・・・。
やはり秋味は旬の秋刀魚です。東北は気仙沼から参加した方が差し入れてくれました。
そして捌いて刺身まで堪能。贅沢。
見えてはいるがいつも釣れない橋の下のポイント。まぐれでヤマメが釣れました。
良い型の秋色ヤマメ。
これでやや満足な私なのでした。
この後は美しい景色をキャッチ。
美しい流れに竿の動きも止まってしまいます。
いかにも尺オーバーが出そうな流れ。ですが出てくれませんでした。というか当たりさえありませんでした。
釣れないので秋を探しました。
日暮れ1時間前。落ち込みから続く少しとろっとした流れに期待をかけました。
釣れたのは元気なヤマメや・・・
秋色のイワナたちでした。今夜もこれで眠れるぞう。
遊んでくれた天真爛漫なサカナたち。
最終日の夜、早く眠りに落ちてしまったあと復活しテントから外に出てみると焚き火がありました。時間を惜しんで日が変わる時刻までバーボンを飲みながらぼそぼそ語りあって炎を見つめました。
星空が近い。岩手の空が綺麗でした。天の川が流れる銀河鉄道の夜。写真でお見せできないのが残念。
最終日の朝はイワナが1匹だけ釣れました。
リスが胡桃を食べた後なのかな?
ここが今シーズン最後の場所。
午前8時に竿を納めました。
また来年も来れますように。とりあえずGWまであと7ヶ月。ん・・・・・・・・・。
長っ!!
今年は原発事故避難生活の最中、友に釣行機会5回15日を提供してもらえ、そのうえ愛嬌のあるヤマメやイワナに遊んでもらえました。感謝!
そして今年も尺越えの夢は叶いませんでしたが、いつか実現できる夢として楽しみにしています。
コメント
_ あこ ― 2011/09/28 00:18
_ hamanobi ― 2011/09/28 11:39
イワナは茶色いからだに白い点々が、ヤマメは銀色っぽいからだに黒い丸い大きな斑点(パーマークと言います。)があります。
3年前に故郷に戻ってから私は楢葉町の井出川に良く出かけていました。ここには他のどの川にも負けない綺麗なヤマメやイワナが棲んでいます。いつかまた前と同じように釣りを親しめる日が来ることを信じています。
岩手や南会津、浜通りの川など綺麗な渓魚がいるところには心落ち着く素晴らしい自然、人がありますね。
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今日、仕事で、いわきの「小川」という所に行って来たのですが、
山や川、田んぼの様子が、何となく双葉郡の秋に似ていました。
同じような風景を見ると、ほっとしますね。