福島いわき 梅雨の釣行 2015年6月①2015/06/22 02:42

6月18日から2泊3日で20年来の釣友5人と東北釣行をして来ました。
遠征場所は私が福島への一時帰宅の際にいつも家族と利用している常宿がある福島のいわき遠野です。
私が釣りを目的としてここを訪れるのは2度目。1度目は2年前ほど前に友とキャンプ場に滞在したときでした。そのときは夏の陽射しが強いときでしたが、ちびヤマメが2匹釣れただけで終わってしまいました。今回は梅雨の時期、どうでしょうか。

釣行をご一緒する方々は生まれも育ちも仕事も遊びも違う人たちですが、アラフォーの時にテニス同好会の友人に釣行の仲間に入れて頂きました。
いつもなら主に岩手の渓流に年に2度だけ集まるキャンプ釣行をしていたのですが、色んな事情でより近場を選択することになりました。

私以外の釣友はここで釣るのは初めて、今シーズンの釣行がほとんど全員初めてというアラ還の6人(5人は東京・横浜方面から、1人は宮城の気仙沼から)にどんな結果が待っているでしょうね。


釣行の動画はこちら↓
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1日目
深夜に出かけて早朝、常磐道のSAでしょうゆラーメンで腹ごしらえ。たまり醤油のスープんまかった♪

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朝の6時前に宿に着きました。宿の女将さんは起き立てでした。
宿で遊漁券を購入しました。
釣り場の事情に疎い我々は本流の中流域の良さげな場所に車を止めて釣りを始めることにしました。まだ民家の点在する場所。
我々(2人)は渓流釣り組、もうひとつの鮎の友釣り組と分かれて行動しています。

穏やかな流れ。

まずは作りたての毛ばりで。

魚の反応は1回あっただけ。

梅雨の雨が落ちてきました。

カジカガエルや鳥の鳴声になんとも癒されます。

ん・・魚は来ないね・・。雨も強くなったり弱まったりスッキリしません。ときどき休憩。

どっちかだよね・・まったく反応が出ないか、反応がいいか・・。今回は反応がない。

思わしくないので場所をさらに上流に移動しました。雨も止んだ。少し期待できるかも。

気分を入れ替えて、期待感も入れ替えて。

もしかして大物が出るかもよ・・・なんて・・・期待に終わりました(笑)

道路の際に季節の花が咲いていました。

午前の釣りは終了。コンビニで弁当を買って昼食休憩。

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午後はさらにさらに上流へ移動しました。渓相が急に変わりました。流れの落差もある山岳渓流らしくなってきました。

天気も良くなって青空が見えました。これはいい!友も気が入ります。

渓相は最高です。

でもね・・反応もほとんどなく出てくれません。

流れの落差がさらに大きくなって、歩行のバランスを取ることから手足をフルに使う釣りになってきました。

午後5時まで頑張りましたが・・・

この日は結局1匹も魚の顔を見ることはありませんでした。
鮎組はおとり鮎小屋も見つからなくお隣の北茨城へ足を伸ばしたものの釣果も芳しくなかったとのことでした。

宿の温泉に浸かり疲れを取って、久々の釣行を一緒にできることを祝って乾杯!夕食を楽しみました。

疲れと酔いで部屋に戻って皆爆睡!
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2日目。梅雨の曇り空です。時々通り雨やパラパラ雨です。釣りはできそう。


充実の朝食でパワー充電。

鮎組4人は、ここは鮎の川になっていないと判断し北茨城の川へ。
渓流組の2人(我々)は車を駆って支流の奥深くへ行ってみました。

V字の谷を川が流れる申し分のない渓相!

降りた最初の場所から釣れそう!

出そう!

餌釣りの友も集中して鱒。

しかし・・私は少し反応が思わしくないのを悟って景色を撮り始めました。

焦りを抑えるように周囲の景色に心をやります。

1時間経っても魚の音沙汰がありません。

ユキノシタ、こんなところに自生してるんだ・・。福島の故郷じゃカンカチバナと呼んでいて火傷をしたときに葉っぱを貼るといいとか言われています。

木いちごは懐かしいね。沢山実っています。これ熊も好きで糞の中に種がよく混じっています。

子供の頃を思い出して摘んで食べました。自然の甘さ、美味しい!魚が釣れなかったのでタッパーに集めたかったくらい。

少し集中力が無くなりかけた頃、突然ロッドに魚信が!!
ついにキター!♪ 釣れない時間が長く続いても油断できないね。

小ぶりだけどピュアーで綺麗なヤマメちゃんが毛ばりに反応してくれました。
これで心は軽くなりましたよ~♪

足も軽く釣り進みます。

緩い水の中に浸かっていると気持ちいです。

滝が見えてきました。

先に進んだ同行の友は私が釣り終えるのを見守っています。
この滝のある地点より上流は自然の遊歩道がある渓谷のため禁漁区域になっているとのこと。午前はここまで。

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午後は同じ支流のもう一つ枝分かれした川に入渓しました。

いい反応があったんだよね。でもヒットしなかった。毛ばりを変えても二度と出てくれませんでした。こんな山奥の谷なのに警戒心も高いのか?

黙々と竿を振り続けましたが、芳しくなく休憩。

こけがふかふか。

自生している植物に目を向けました。

奇岩の景色。

友は、数は少ないのですが苦戦しつつも時々イワナなどを魚籠に納めていました。

まだ毛ばりにアタックして来る様な時期ではないのかもね・・・・。沈める釣りで粘りよく釣らないとだめなのかな。毛ばりが見えない釣りは自分の性格的にストレスが相当来そう。
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2日目の終了。この日はヤマメ1匹に終わりました。
でもゼロとイチじゃ気分的に大きな違い。
鮎組は長駆、隣の栃木県の川に行ったものの雨で増してまったく釣りにならなかったとのこと。県境をまたぐと天気が大きく違うことを実感。

今日も無事に釣り終えることができました。
この日人に言えない凄い怖いことがあったことは内緒・・。

なにはともあれ乾杯!
沢山行動(たぶん1年分の沢歩き)したからビールが美味しいね!

この夜も爆睡♪

3日目、最終日につづきます♪