白鳥たちが鳴いてる(6) ― 2013/01/14 10:30
この年の秋に愛猫のびのびが親戚の家から我が家にやって来た。
初代のびのびが同じ年のゴールデンウィークに永久の眠りについたばかり・・・
小さいけれど同じ姿の猫が実家にいて驚いた。生まれ変わったのかと思った。
のびのびは山の谷に兄弟達と一緒にいるところをカメラマンのご主人に
救われて来たのだった。
いつもの生活はいつものままではいない。
のびのびも我々もこの後故郷福島から離れることになろうとは・・・。
2006年12月30日
白鳥たちが紅葉川の土手の上の田んぼの中で餌をついばんでいて驚いた。
どうしたんだろ?
奥のフェンスの向こう側は東電福島第二原発の敷地。
雰囲気的に白鳥の数が減っている印象を受けた。
紅葉川は阿武隈高地から流れて来ている。
河口付近は護岸の修復工事が行われた後だった。
この工事が白鳥の飛来数に影響したのだろうか。
波も荒く海岸の奥まで波が上がって来ていた。
いつもの見慣れた風景、いつまでも同じ光景を見ることはできない。
そんな予兆を感じさせる年末だった。
2007年
の白鳥の画像はありません。
この年に何があったのだろうか。
白鳥たちに、紅葉川に、そして自分自身に。
2008年1月1日
午後
白鳥少ないかな・・・
橋の上流にはグループが。ファミリーなのかな。
河口に集まっていました。
上流のと合わせても数が少なくなってる。
白鳥の数に陰りが出てきたかな・・・。
4グループくらいしかいなくなったのかな・・・。
そのかわり鴨たちが増えたような。
阿弥陀如来のお堂と白鳥たち
鴨たちがユーモラスだった。可愛い。
子供の頃この海で泳ぎを覚えた。
学生時代や働き始めても帰省して遊んだ海。
右手は東電福島第二原発の防波堤。
鳥たちの様子が変わるって人間が介在していることは間違いないと思う。
護岸工事や砂浜の砂をブルで動かしたりしているのが影響してるのかな。
鳥インフルエンザで白鳥に近づくな!って御触れが出たのはいつだったっけ?
自然の餌があることはもちろん、
人に餌をもらえることを楽しみにして来てるんだと思う。
自然環境の異変や人間の悪さを白鳥たちは敏感に察知してるんだろうな。
つづき・・・ます。
最近のコメント