原発避難37 ~ 「希望の光」 朝顔2011/07/08 15:18

7月8日(金)今朝、朝顔が11咲いて、合計128になりました。避難119日目の朝です。
避難96日目の6月15日窓辺に朝顔が突然花開き、嬉しい驚き(サプライズ)をもらってから24日経ちました。

とうとう避難生活の日数を追い越しました。

いつか「希望の光」と呼ぶようになった朝顔の花を、「福島に早く帰えろう!」という思いを込めて毎日見つめています。
咲いては咲いてはしぼんでしまう「一日」の短い命。それを毎日繫い繫いで生命の強さや輝きを教えてくれる朝顔の健気な姿に勇気をもらっています。

いったいいくつの花を見せてくれるんだろう。希望の光が暗くて先の見えない避難住民の明日を照らして欲しいです。






原発避難38 ~ ひまわり2011/07/08 18:44


このひまわりは福島の帰えれないままの我が家で去年咲いたひまわりの子供です。
去年咲いたひまわり(食用)の種から育ったもの。去年種が福島から遠く離れた神奈川のこの場所にやって来て、そして我々の避難先となった場所の庭で咲いています。

このひまわりのもともとの種はフランスからやって来ました。
それが福島の故郷の園芸店にやって来て、園芸用の種コーナーに並べられ、私がそのひと袋を購入しました。

ひまわりの種はフランス産がメジャーみたい。店においてある別の種類もみんなそうだったし。原発先進国のフランスと放射能除去にもってこいと言われているひまわり、原発と何か因果関係があるのかな。そういえばツールドフランスでも見事なひまわり畑がたくさん沿道に現れていたっけ。いつも除染しているってわけじゃないだろうけど・・・。

福島の我が家には去年収穫した食用ひまわりの種がストックされているので、立ち入り制限が解除され帰宅が実現したら必ずその種を畑に蒔きたい。自分が食べれる野菜が作れないその畑に。今は立ち入り制限がなされている原発20キロ圏内に広がるひまわり畑・・・見事だろうな。