庭を渡る浜風の景色~整理(11)・・・2003年4月桜:花は咲く2013/03/13 09:00

冬が長すぎて春がどんなものかを忘れていたから
突然「春が来ちゃった!」という思い。
急に来られても困るよ・・心と体の準備ができていない(笑)

ツイで「今故郷の梅が咲いているよ。」って教えてくれた。
もう故郷福島の浜通りも春を迎えたんだ。

故郷の梅の花の写真ってあまりない。
サラリーマン時代梅の咲く頃に帰省してなかったから。
避難先のここ神奈川ではもう桜の蕾が少しずつ膨らんできた。
季節の移り変わりは本当に早い。

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桜の花はお花見に帰省してたから沢山撮っていた。
町は桜の花で有名でとても賑わう。

よく田植えの稲の種まき作業を手伝いに帰省して
終わってから弁当を持って桜の街に出かけた。

もうそういうことはできなくなった。
原発事故で放射能汚染され高線量で立ち入り禁止になったから。

もう故郷浜通りの庭を渡っていた浜風の景色を整理して・・・
その写真を見るしかないのです。

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2003年4月桜祭り

富岡町夜ノ森


この日は春の雨が降っていました。
神奈川から友も見に来てくれた。







桜のトンネル。


「花は咲く」~東日本大震災復興支援ソング

           ~桜に寄せてちょっとリバイズしてみました♪   ( )はオリジナル


桜の並木
道花びらが舞う(真っ白な雪道に春風薫る)
私は懐かしいあの町を思い出す

叶えたい夢もあった変わりたい自分もいた
今はただ懐かしいあの人を思い出す

誰かの歌が聞こえる誰かを励ましてる
誰かの笑顔が見える悲しみの向こう側に

花は花は花は咲くいつか手を振る(生まれる)君に
花は花は花は咲く私は何を見つけた(残した)だろう


夜空に輝く星の光に(夜空の向こうの朝の気配に)
私は懐かしいあの日々を思い出す。

傷ついて傷つけて報われず泣いたりして
今はただいとおしいあの人を思い出す

誰かの想いが見える誰かと結ばれてる
誰かの未来が見える悲しみの向こう側に

花は花は花は咲くいつか手を振る(生まれる)君に
花は花は花は咲く私は何を見つけた(残した)だろう

花は花は花は咲くいつか旅立つ(生まれる)君に
花は花は花は咲く私は何を語れる(残した)だろう

花は花は花は咲く明日旅立つ(いつか生まれる)君に
花は花は花は咲く明日夢見る(いつか恋する)君のために


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夜ノ森駅とスーパーひたち。構内に桜とつつじの花が咲きます。
日本の綺麗な駅に選ばれた駅。

宝泉寺の枝垂れ桜。













ここにも見事な枝垂桜が・・楢葉町のお寺の桜。名前ちょっと思い出せません・・。
ネットで調べたら清隆寺だった。

夜ノ森の夜桜。








宝泉寺の椿。


夜ノ森の白もくれん。

我が家の庭への来客。


初代のびのびとお客様。

我が家の枝垂れ桜、三春の滝桜の子孫。








福島第一原子力発電所の見晴台にも連れて行ってもらった。



F1東電福島第一原発。ここを大地震と大津波が襲い
慢心と不手際でそれに対処できずあってはならない過酷事故が起こった。
今の我々の避難生活、負の第二の人生はここからはじまった。
人々の日常生活は失われ人生プランは大きく狂った。


阿武隈高地の山並み



今人は住めない。